リサイクル料金編 よくある車買取時のトラブル

様々なトラブル

車の買い取りは、とても便利です。
・前の車を売却した分は、次の車を購入する際の資金としても使えます。
・出張買取サービスを利用すれば、わざわざ業者まで足を運ぶ必要もありません。
しかし車買い取りのトラブルは結構多く、悩んでいる方も沢山いらっしゃいます。

よく聞くトラブルとしては、強引に買い取られたというものです。「とにかく車を売って欲しい」「後でキャンセルができるから」とゴリ押しされて渋々契約書にサイン。しかし後になってキャンセルできないと言われ、愛車が二度と手元に戻ることはなかったというのです。ここまで来ると強盗です。

ただ買い取りがあっただけ、まだ良い方かもしれません。酷い所になると買取代金が1円も支払われなかったという話もあります。聞けば買取業者が倒産したため、お金が払えなくなったとのことです。

そして最も厄介な車買取のトラブルは、リサイクル料金に関するものです。リサイクル料金にまつわるトラブルに巻き込まれてしまい、涙で枕を濡らしている方は少なくありません。そこでリサイクル料金についてのトラブルについて、取り上げます。

そもそもリサイクル料金とは?

車のリサイクル料金とは「自動車リサイクル法」に基づいた、車廃棄処分費用のことです。

リサイクル料金は、車を解体、粉砕した時に出るゴミの処分代金のシュレッダーダストエアバッグ類フロン類の3品目のリサイクルに必要な費用と、自動車リサイクルシステム運営費用の2つで構成されています。

シュレッダーダスト・・・車を廃車にする時に解体、粉砕した際に出るゴミで重量により金額が変わってきます。

エアバッグ類・・・エアバックとシートベルトのテンションをコントロールするシートベルトプリテンショナーの個数により料金が変わってきます。

フロン類・・・カーエアコンに使用されるフロンガスの処分費用です。エアコンが設置されていない車はフロン類の費用は掛かりません。

運営費用・・・自動車等のリサイクル及び適正処理の促進に関する事業を行う「公益財団法人 自動車リサイクル促進センター」の管理費用になります。情報管理料金130円と資金管理料金380円又は480円の2項目徴収されます。

車のリサイクル料金制度ができる前にも、車は頻繁にリサイクルが行われてきました。しかし車をリサイクルするには、車の持ち主が費用を負担しなければならない状況になっていました。

費用を払いたくないがために、適切に処理をせず車の不法投棄が増えていったのです。

またシュレッダーダストやフロン類・エアバッグの適正処理も、十分とは言えません。フロン類はオゾン層を破壊し、生態系にも影響が出ます。シュレッダーダストの処分は埋め立てるしかありませんが、埋め立てられる場所がありません。

そこで安全に確実に車を再利用として、再資源化するために制定されたのが、「自動車リサイクル法です。自動車リサイクル法では、車の持ち主・製造業者・車事業関係者の役割がハッキリと決められています。

持ち主に関しては車を長期に渡り使用し、環境に配備された車を選ぶことなどが義務付けられています。そして使用済みの自動車を安全に確実に処分することも、車の持ち主の義務です。義務を果たすために設けられているのが、リサイクル料金です。

リサイクル料金がいくらかかるかについては、車種によって違います。エアバッグ・エアコンがついている車と仮定すると、

・軽自動車なら7,000円~1万6,000円
・普通乗用車ならば1万円~1万8,000円

あたりが相場です。各自動車メーカーのサイトで車種ごとのリサイクル金額が掲載されています。例えばトヨタの場合はこちらのページで確認できます。→車種別リサイクル料金一覧

リサイクル料金は、新車購入時に支払うことになります。リサイクル料金を支払うと、リサイクル券が発行されます。なおリサイクル券は、車を廃車する時に必要になるものです。絶対に失くさないように、大切に保管しましょう。

ご自身が使用している車のリサイクル料金を簡単に確認する方法があります。自動車リサイクルシステムのページ→http://www.jars.gr.jp/gus/exju0010.html
「リサイクル料金検索」ボタンをクリックし車の情報を入力するとリサイクル料金が確認できます。車を売却する前に金額を確認してください。詳しい調べ方はこちら→http://www.jars.gr.jp/apd/gus_ryokinkensaku_manual.pdf

リサイクル料金の仕組み

支払い方法や時期

リサイクル料金は、車を購入した時に支払うことになります。新車を購入した場合、車の代金と一緒に支払うことになります。リサイクル料金を支払えば払ったと証明するための「リサイクル券」を受け取ります。

では中古車を購入した場合、リサイク料金はどういう形で支払われることになるのでしょうか。

基本的にリサイクル料金は車1台につき1回となります。
支払い時期は車を購入した以下の時期により変わってきます。

2005年1月1日以降に購入した新車は新車購入時に
2005年1月1日以前に購入した車は車検時に
2005年1月1日以前に購入した車で車検を受けずに廃車する場合は廃車時に

なお2005年1月より前に作られた車で、2008年1月までに車検を受けなかった場合、廃車時に最終オーナーがリサイクル料金を負担することになります。

車を売買した際のリサイクル料金は?

車を売却した際、預託したリサイクル料は戻ります。売り出した車が中古車として販売され、次の所有者が決まったとしましょう。するとリサイクル料金は、次の所有者が支払うことになります。

次の所有者が車を売りに出したら、次の次の所有者がリサイクル料金を支払います。最終的に車を廃車する際には、車を廃車した時の所有者がリサイクル料金を支払うことになります。

つまり次の所有者にリサイクル券を引き渡せば、次の所有者から預託金相当額という形で受け取ることになります。

買取業者で車を売却した場合、リサイクル料金は査定額に含まれます。ただ中には査定額には含まれず、別口で支払われる所もあります。

ただし中には別口で戻らないばかりか、査定額にリサイクル料金が含まれないことがあるので要注意です。大抵は業者からリサイクル料金の説明があるはずですが、もし説明がなければ必ず確認することを忘れないで下さい。

よくあるリサイクル料金に関するトラブル事例

車の買取に関するトラブルには色々あり、1つ1つ取り上げると本当にキリがありません。中でも最も多いトラブルが、契約に関することです。

例えば解約に関するキャンセルです。
車を査定して契約したものの、他に高値で買い取ってもらえる所が見つかったらキャンセルを申し出た所、「キャンセルは無理」と断られたというものです。

何事もなければ、契約をした後でもキャンセルをすることはできます。ただし多くの買取業者の場合、一定期間の猶予期間が設けられているはずです。要するに「◯◯日以内にキャンセルをすれば、キャンセルはできます」というものです。もし猶予期間を過ぎた後にキャンセルを申し出ると、断られてしまう恐れがあるので要注意です。

もちろんリサイクル料金にまつわるトラブルも非常に多いのが現状です。最も多いトラブルが、買取査定額についてです。

例えばA社とB社2つの業者があったとしましょう。A社の査定額は50万円・B社の査定額は45万円で、自動車税・リサイクル料金を5万円上乗せするとします。

A社B社とも一見すると同じ額ですが、A社には大きな問題があります。A社が提示した50万円は自動車税・リサイクル料金を含めた査定額です。でもお客さんには一切説明していません。

例え査定額にリサイクル料金が上乗せされていたとしても、売っている本人が分からなければ意味がないのです。後になって「リサイクル料金が返ってきてない」とクレームを出し、業者から「査定額に上乗せされている」と説明があっても、納得できるはずがありません。

信用できる買取業者は、B社です。

リサイクル料金についての説明がされているので、トラブルになることはありません。でも残念なことに多くの人は、B社よりもA社の方が買取査定額が上で良心的と思い込んでしまいます。

A社を選択する人が多くなると、本来返されるリサイクル料金を自分の利益にする悪徳業者も出て来ます。実際にリサイクル料金を自分のものにしている業者も、増えてきました。しかも本人が気づいていないこともあり、表に出ているのはごく僅かです。

トラブルに気がつけば対処できるものの、「気づかないトラブル」に関してはどうすることもできません。

トラブルにあった時・その対処法

リサイクル料金に関するトラブルで最も怖いのが、気が付かないトラブルです。どのトラブルも良い気分はしませんが、気が付かないトラブルに巻き込まれてしまうと取り返しがつきません。

万が一のトラブルに対処する方法は、リサイクル料金がどうなっているのか、買取業者に問い合わせるのがベストです。

残念ながら多くのオーナーは買取査定額については厳しい目を持っていますが、リサイクル料金の行方については、おざなりになっているのが現状です。

リサイクル料金におざなりになっていると、万が一横取りされても気が付きません。リサイクル料金を誤魔化されたとしても、気づくことはないでしょう。

リサイクル料金を買取業者に横取りされないためにも、リサイクル料金についてしっかりと確認することです。業者への問い合わせはリサイクル料金の行方を知るだけでなく、

事務的な手続がしっかり行われているか厳しくチェックしますよ」と、業者に威圧感をかける効果もあります。

お客さんの目が光っている以上、業者側も下手な真似はできないでしょう。リサイクル料金は例え買取査定額が駄菓子と同じ価格だったとしても、リサイクル料金は返ってきます。

リサイクル券を紛失した場合

リサイクル券に関するトラブルで最も多いのが、リサイクル券の紛失でしょう。

リサイクル券がないと慌ててしまうと、余計に負担になるだけです。そこでリサイクル券を紛失した時、負担にならない対処法について取り上げます。

リサイクル券をなくしてしまったとしても、特に慌てる必要はありません。「車買取の際にリサイクル券が必要になる」と思われるかもしれませんが、リサイクル券が必要になるのケースはほとんどありません。業者から指定がない限りは、リサイクル券をなくした状態でも売ることはできます。

リサイクル券が必要ない理由は、「車を所有している=リサイクル料金は支払い済み」の公式が成り立っているからです。

ただし業者の中にはリサイクル料金返還の手続のために、リサイクル券の提出を求める所があります。車を誰かに譲渡する際にも、リサイクル券は必要です。

無くしたリサイクル券を再び手にするには、再発行の手続を取るのが1番でしょう。しかし、結論から言えばリサイクル券の再発行は不可能です。でもリサイクル券の代わりになるものであれば、インターネットから手にすることができます。

自動車リサイクル料金の預託状況」が、リサイクル券の代わりです。

パソコンで再発行する場合の手続方法
「自動車リサイクル料金の預託状況」は自動車リサイクルシステムのホームページ→http://www.jars.gr.jp/gus/exju0010.htmlにアクセスし、リサイクル料金を検索します。すると預託状況の画面が出てくるので、そのまま印刷して下さい。なお検索の際には車体番号の入力が求められるので、車検証を手元に持っておいて下さい。詳しくい印刷方法は「自動車リサイクル料金の預託状況の印刷について」をご覧ください。→http://www.jars.gr.jp/apd/recycle_reissue.pdf
パソコンで印刷できない時の再発行手続方法
パソコン等で印刷できない方は全国各地にあります陸運支局で「自動車リサイクル料金の預託状況」の用紙をプリントアウトできます。お近くの陸運支局はこちらでご確認下さい。→http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000034.html

中には「預託状況だけで大丈夫か?」と不安の声もあるでしょうが、問題ありません。業者側は、リサイクル料金をきっちり払っているかどうかを確認するために、リサイクル券の提示を求めているのです。だから預託状況の画面をプリントアウトしたものでも、証明書代わりとなります。

その他、車を売却、購入する時に必要な書類、さらに各種書類を紛失した際の再取得手続きはこちらのページでご紹介していますので併せてご確認下さい。

スムーズに車を売るためにも必要な書類 車を中古車として売却する時は、いくつか書類を準備する必要があります。必要書類の中には業者側で準備して...

まとめ

せっかく支払ったリサイクル料金が後になって返ってこないとなると、良い気分はしません。しかし良い気分がしないからと買取業者ばかり責めては、問題解決にはなりません。

万が一のトラブルに巻き込まれないためにも、業者にリサイクル料金の行方について、しっかり問い合わせて下さい。

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