ファミリーカーの買取価格が安いのはなぜ?

そもそもファミリーカーって何?

ファミリーカーを直訳すると「家族の車」となります、その名の通り家族全員が乗車できて、快適に移動できる車の事を一般的に指します。

家族全員でのドライブや日常のお買い物まで、日本の一般的な家族構成4、5名の乗車を想定した家族用の実用車と言えます。ゆえに低価格な一般大衆車と言っても良いでしょう。

一昔前のファミリーカーと言えば、トランクルームが独立し4ドアタイプのセダンが一般的でした。代表的なものにTOYOTAカローラや、日産でしたらサニー、ホンダでしたらシビック等々、各メーカーの主力車種でした。

しかし今ではSUVやミニバン、ステーションワゴンさらには軽自動車でも大きめでゆったりし、乗車位置が高く安全装備も充実したファミリーカー等、様々な家族構成に対応するためファミリーカーの選択肢も非常に多くなっています。

最近人気のファミリーカーと言えば、3列シート7人乗り、8人乗りミニバンや低燃費車のハイブリッドカー、さらにコンパクトなのに室内が広々な軽自動車が人気があるように、その年代年代によってファミリーカーの流行も大きく変わってきています。

ファミリーカーの買取価格が安い理由

そんな人気のファミリーカーですが、いざ売却しようとすると、意外な低価格を提示されビックリした事がある人も多いと思います。ではなぜファミリーカーの買取価格が低く抑えられてしまうのでしょうか?

一番の原因は、先程も延べたようにファミリーカー=大衆車であるわけで、元々の新車販売価格が低いということが挙げられます。一般的なファミリーカーでしたら100万円から200万円台の価格帯で販売されている車が一番多く需要も一番あるからです。

需要があるということは、車の買い替え時期5年から7年(2回目、3回目の車検時期)になると大量に中古車市場に出回ることになります。

ちなみに新古車と呼ばれる未使用の新車価格を例に上げてみると、新車価格の80%程で売られています。ですので、この車の下取り価格は新車価格の60%程になるわけです。

ほぼ未使用の新古車の下取り価格が60%なわけですから、それから年数が経てば立つほど下取り価格も下がっていきます。一般的に1回目の車検時、新車登録から3年が経過すると下取り価格は50%程度になると言われています。

ファミリーカーに限ったことではありませんが、車をの買取価格は登録年数と走行距離が価格を決定する大きな要因です。しかしそれが人気があり販売台数が非常に多いファミリーカーだとすると、年数が経つに連れ中古車市場への供給が過多となり、需要と供給のバランスが崩れ、買取価格は更に低くなる場合が多々あるのです。

さらにファミリーカーという家族で使用する車の為、車を売却するのではなく新たな車に買い換える場合がほとんどです。その場合、新たな車を購入するディーラーや車販売店へ下取りに出すため更に買取り金額は低く抑えられてしまいます。

その為、ファミリーカーを高く買い取ってもらうには買取り業者を利用するが鉄則です。その中でも無料で復数の業者に一括で査定してもらえ、しかも買取り価格が比較出来る一括査定サイトは、今ではファミリーカーの売却先として主流になりつつあります。

では実際に一括査定サイトを使い買取り業者へファミリーカーを売却する際に、どのようにすれば買取価格を上げる事ができるのか、そのポイントをご紹介したいと思います。

ファミリーカーの買取価格をUPさせるには

人気があるがゆえ中古車市場でも、その数が多いファミリーカー、さらにその時、その時代の家族の形態やレジャーの流行り廃りによって、ファミリーカーの車種の人気も移り変わり、中古車価格も低くなりがち、そんなファミリーカーの買取価格をUPさせる事は可能なのでしょうか?

そこにはファミリーカーに限らず、車を売却する際にも通じる買取価格をアップさせる3つの大きなポイントがあります。それがこの3つです。

・査定時のポイント
・交渉のポイント
・売却のタイミング

その前にいかにして中古車の価格が決まっていくのか、そこに買取価格をアップさせる大きなピントが隠されています。

どうやって中古車価格が決まるのか

車を売却する際は、中古自動車査定士と言われる人達により車の状態をチェックし価格を決定しています。この査定士さん達は一般財団法人日本自動車査定協会が実施する民間資格を有しており、使用年数や走行距離、車の痛み具合、さらには修復歴や内外装の状態、また今流行している車種やグレード、オプション装備の有無などなど、こと細かな項目を日本自動車査定協会の統一基準に沿ってチェックして中古車の価格を決定しています。

こう聞くと、どこに売っても買取価格は同じなのでは無いかと思ってしまいますが、実は販売店によって大きな差があるのです。

実際に価格を決定するのは査定士では無く、査定士が所属する会社で決められています。まずは査定士が車の状態をチェックし、その情報を元に買取業者や中古車販売会社がそれぞれの裁量で価格が決められるのです。

会社個々に強みのある車種や専門店、さらには自社の販売実績、売れ筋車種、在庫量など様々な要因があり、車の状態は同じでも、そこに買取り会社による価格差が生まれてくるのです。

これを踏まえて、少しでも高く買い取ってもらうための3つのポイントを見ていきましょう。

買取価格をUPさせる査定時のポイント

修理車かどうか

査定時のポイントは、修理車かどうかにあります。修理した痕跡があれば、査定額は下がります。では修理車になると査定額が下がるのならば、バレなければ問題ないと思うかも知れません。でも相手は車査定のプロです、絶対にバレます。

例えば査定時に修理歴を隠し、そのまま売買契約も完了したとしましょう。契約後車を引き渡すと、更に事細かく車を査定します。この時に修理歴があることが発覚したら、減額や契約キャンセルになる場合も…。

だから修理車であることを隠して査定に臨むよりも、最初から正直になった方が高値はつきやすくなります。

走行距離が決め手

修理車かどうか以外にも、年式・グレードなどもチェックされます。中でも特にポイントとなるのが、走行距離です。走行距離は車の寿命をはかる「バロメーター」のようなものです。

走行距離が長くなればなるほど寿命も短くなり、中古車として販売しても売れる確率は少なくなります。中古車として売れなければ、業者の在庫になるだけです。在庫として持ちたくない車になるので、どうしても査定額は下がってしまいます。

では逆に走行距離が短くなると買取価格が上がると問われると、回答は「NO」です。車は適度に動かさないと、故障を引き起こしてしまうからです。買取価格が上がりやすい走行距離は、目安として年間走行距離が1万km前後となっています。

新車登録から3年でしたら3万km以内、5年でしたら5万km以内ですと査定ポイントがアップします。また走行距離が長くなっているからとは言え、買取価格が下がる訳ではありません。

日本車の性能は凄まじく、素行距離が長くても故障しにくくなっています。また海外に販売ルートを持っている業者であれば、例え走行距離10万kmになっていても、高値で買い取ってくれる可能性があります。

買取価格をUPさせる交渉のポイント

即決はしないこと

車の査定が終われば、いよいよ価格交渉へと移ります。探せば価格交渉について書かれているサイトはありますが、どのサイトでも言っている内容は同じです。要するに、「決める時に決める」です。

まず気をつけておきたいのは、その場で価格を即決しないことです。業者によっては、その場で無理やり契約を結ぼうとする所はあります。でも、その場での契約は「決める時」ではありません。

業者側の本音は、「良い車をなるべく安値で買取りたい」です。安い値段で車を買取るには、安い価格で無理にでもお客さんに買取を迫ることです。もし迫られて「YES」と答えてしまうと、業者の思う壺です。

だからこそ、その場での即決は何が何でも避けて下さい。

交渉を長引かせないこと

価格交渉をその場で即決しないのは、交渉の大きなポイントです。でも交渉を長引かせて良いという話ではありません。時間をかけて交渉すると、逆に買取価格が下がってしまいます。粘り強く交渉をしてしまうと、業者側の印象も悪くなります。

「この価格でも納得してくれないのならば」と、買取そのものを断られてしまっては本末転倒です。交渉期間としておすすめなのが、2回目の訪問時です。

1回目の交渉は保留にし、2回目の交渉で契約するかをハッキリさせます。ただし「2回目の訪問時」というのは、あくまでも目安です。「決める時」を見極めるのは難しいですが、見極めることができたら、高値買取は夢ではありません。

買取価格をUPさせる売却のタイミング

車の買取価格は、新車販売時からじわじわと下がります。だから高く買い取ってもらおうと思っているのならば、早く売るのが理想的です。しかし新車購入直後に乗り換える人は、流石にいないとおもいます。

少なくとも私が知っている範囲で、新車購入直後に別の新車乗り換えたて話は聞いたことがないです。大抵は、新車購入後数年経ってから売却って形になるでしょう。

ただ車の査定額が大きく下がるタイミングならば、おおよその検討がつきます。ずばり、フルモデルチェンジ・マイナーチェンジの時です。

こればかりは車にもよりますが、4~5年周期でフルモデルチェンジ、2~3年周期でマイナーチェンジが行われます。フルモデルチェンジが行われると、前の車は「古いタイプの車」とみなされてしまい、買取価格は下がる傾向にあります。

「フルモデルチェンジがされると車の買取価格が下がる」ということは、言い方を換えれば「フルモデルチェンジ前に売れば、価格は下げられない」ということになりますね。フルモデルチェンジされる時期は秋頃が多いので、タイミング的には夏頃あたりがベストです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ファミリーカーを高く買い取ってもらうポイントは、査定・交渉・タイミングの3つを抑えることです。このようなちょっとしたポイントを理解し実践するだけで、買取価格がアップする可能性が非常に大きくなるのです。

一見すると難しく感じるかもしれませんが、深く考える必要はありません。「思い立ったが吉日」という言葉があるように、車を売りたいと思ったその時が絶好のタイミングです。

もし売りたいという気持ちを先延ばしにしてしまうと、高価買取は難しくなるでしょう。でも長年共にした相棒を信じていれば、高価買取は実現可能ですので是非チャレンジしてみて下さい。

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